NetBeans Ruby パックは、JRuby および Rails 実行環境など、Ruby 言語でプログラミングを行うためのツールを提供します。Ruby は、平易さと生産性に重点を置いた、動的なオープンソースのプログラミング言語です。NetBeans の Ruby サポートには、次の機能と特長があります。
言語を認識するこのエディタは、Ruby コードのインデントや補完を行い、意味構文を強調表示します。また、コードのライブ解析や単語および括弧の補完、エラーおよび出現に対するマーク付け、ヒントや rdoc の表示も行い、リファクタリングやデバッグ、JUnit テスト機能が高度に統合されています。
このエディタの詳細は、次のページの「Ruby Editor の使用」にあるリンクを参照してください。
RubyGems パッケージングシステムの組み込み型サポートにより、インストールされている Ruby を容易に拡張できます。 自由に入手可能な Ruby ソフトウェアライブラリを追加、管理したり、自分のパッケージを配布したりできます。Gem Manager を起動するには、「ツール」>「Ruby Gems」を選択します。「インストール済み」タブでインストールされている gem を確認し、「新しい Gem」タブで新しい gem をインストールできます。
Ruby Gems の詳細は、次の Web ページを参照してください。
Ruby on Rails プロジェクトの場合、デフォルトでは IDE は JRuby をサポートします。ただし、次のページで説明しているように、独自のネイティブ版 Ruby がインストールされている場合は、ネイティブ Ruby がサポートされます。
たとえば、ネイティブ Ruby インタプリタを入手し、より優れたデバッグサポートを実現するには、独自のバージョンの Ruby on Rails をインストールします。詳細は、次の Web ページを参照してください。
「プロジェクト」ウィンドウのプロジェクト論理ビューでは、コントローラが、モデル、ビュー、データベース移行から分けられています。Rails コードジェネレータを使用してすばやく骨組みを構築し、高度に統合された Rake ターゲットやデータベース移行を使って、作業の流れをスピードアップできます。IDE は、WEBrick および Mongrel Web サーバー、すべての組み込み Ruby (ERB) ファイル、すべての RHTML ファイルなどをサポートしています。
IDE は、Ruby プロジェクトと Ruby on Rails プロジェクトの両方をサポートしています。組み込み型 JRuby インタプリタと Rails サポート、またはシステムにインストールされているその他の Ruby のどちらでも使用することができます。IDE は Rake 構築ツールとの統合を実現し、Interactive Ruby Shell (IRB) にアクセスできるようにします。
Ruby および Ruby on Rails プロジェクトの作成については、「NetBeans Ruby の操作」を参照してください。
NetBeans の Ruby サポートの最新の情報については、次の Web ページを参照してください。