JRuby でのデータベースサーバーの使用
関連項目
JRuby on Rails プロジェクトからデータベースサーバーにアクセスする方法は、MySQL データベースサーバーを使用しているかどうかによって異なります。
JRuby を使用して MySQL データベースサーバーにアクセスする
JRuby プロジェクトで MySQL データベースサーバーを使用している場合、2 つの選択肢があります。
- MySQL データベースアダプタを使用する。Pure Ruby MySQL ドライバは JRuby で動作するため、ネイティブ Ruby アプリケーションで使用するように MySQL データベースアダプタを使用できます。
- JDBC を使用してデータベースにアクセスする (次の節で説明)。
JRuby を使用してほかのデータベースサーバーにアクセスする
JDBC を使用して、MySQL、PostgreSQL、Oracle、HSQLDB、Java DB (Derby) などのサポートされているデータベースサーバーにアクセスできます。
JDBC 接続を使用する場合、データベースサーバー用に JDBC 3.0 ドライバを入手する必要があります。JDBC ドライバは Pure Java ドライバである必要があります。MySQL および PostgreSQL の ドライバは IDE にバンドルされています。このドキュメントの執筆時点では、ActiveRecord-JDBC は SQLite の JDBC ドライバとは動作しません。
JDBC を使用してデータベースにアクセスする手順は、次のとおりです。
- プロジェクトを作成する場合、「新規 Ruby on Rails アプリケーション」ウィザードの「データベース構成」区画で、「JDBC を利用してデータベースにアクセス」を選択します。これを選択すると、IDE は次のコードに似たエントリを
environment.rb クラスに追加します。
if defined?(JRUBY_VERSION)
require 'rubygems'
gem 'activerecord-jdbc-adapter'
require 'jdbc_adapter'
end
- プロジェクトの作成後、「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトのノードを右クリックし、ポップアップメニューから「プロパティー」を選択します。「プロジェクトプロパティー」ダイアログで次の手順を完了し、プロジェクトのクラスパスに JAR ファイルを追加します。MySQL と Postgresql データベースサーバーの場合、これらの手順は IDE によって完了されます。「新規 Ruby on Rails アプリケーション」ウィザードの「データベース構成」区画で、登録済みの IDE 接続を使用してデータベースアクセスを構成する場合も、IDE がこれらの手順を実行します。
- 「カテゴリ」リストで Java を選択します。
- 「JAR/フォルダを追加」をクリックします。
- データベースサーバーの JDBC ドライバの JAR ファイルに移動して選択します。
- 「開く」をクリックします。
- 「了解」をクリックして、「プロジェクトプロパティー」ダイアログを閉じます。
- 関連項目
- NetBeans Ruby の操作
- 「新規 Ruby on Rails アプリケーション」ウィザード:「名前と場所」
- データベース構成
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