図は、UML モデリングがシステム内の静的構造を表示するための手段です。図を作成すると、現在のプロジェクトノードの下の「プロジェクト」ウィンドウにその図が表示されます。プロジェクト内には図を必要な数だけ作成できます。UML モデリングのそれぞれの図は、はっきりと区別された 2 種類のデータから構成され、それぞれのデータは異なるファイル拡張子を持つ異なるファイルとして保存されます。
UML モデリングでは、8 種類の図を操作できます。次の表で、それぞれの種類の図を説明します。
| 次のように入力します。 | 説明 |
|---|---|
| アクティビティ図 | システムのアクティビティとデータの流れ、またはアクティビティ間の決定を視覚的に表現した図。 |
| クラス図 | システムのオブジェクトおよびオブジェクト間の関係を視覚的に表現した図。 |
| コラボレーション図 | メッセージを送受信するオブジェクトの、構造的編成を強調した相互作用図。この種類の図は、インスタンスとそれらの相互的なリンクの周囲に編成された相互作用を示します。 |
| コンポーネント図 | ポートによって外部に表示可能なインタフェース、およびその部品として使用される分類子で構成された内部構造の観点から、コンポーネントの定義を視覚的に表現した図。 |
| 配置図 | ノードおよびそれらに配置された成果物の定義を視覚的に表現した図。この種類の図は、一般的な静的構造図を基本とし、配置要素を加えて拡張したものです。 |
| シーケンス図 | システム内でコラボレートしているオブジェクトのグループ間の相互作用を視覚的に表現した図。 |
| 状態図 | 状態マシンを視覚的に表現した図。この図には、オブジェクトの存在期間中、イベントに反応してそのオブジェクトが示す状態遷移のシーケンスと、それらのイベントに対するそのオブジェクトの反応を決める動作が示されます。 |
| ユースケース図 | ユースケースとアクター、およびそれらの関係を表す視覚表現です。ユースケース図は、システムの静的なユースケースのビューを扱います。 |