アクティビティ図の要素

関連項目

次の表で、アクティビティ図に追加可能な要素について説明します。要素は、モデリングパレット区画でグループ化されます。

Element アイコン 説明
基本区画
呼び出し アクティビティ内での動作の使用です。
アクティビティエッジ 2 つのアクティビティノード間の直接接続を表す抽象クラスです。
アクティビティグループ アクティビティ内の一連の呼び出しノードとアクティビティエッジです。ノードとエッジの一般的なグループです。
初期ノード アクティビティが呼び出されるときににフローが開始されるコントロールノードです。
アクティビティの終了ノード アクティビティ内のすべてのフローが終了する終了ノードです。
フロー終了 フローを終了し、そこに到達したすべてのトークンを削除する終了ノードです。
制御区画
決定 出力フローを選択するコントロールノードです。
垂直分岐 1 つのフローを複数の並行フローに分割する垂直コントロールノードです。
水平分岐 1 つのフローを複数の並行フローに分割する水平コントロールノードです。
データ区画
パラメータ使用 呼び出しに対する入力および出力となるオブジェクトノードです。パラメータ使用ノードからは、呼び出しノードとの間に直接フローを設定できます。
データストア 非一時情報のための中央バッファノードです。複数の始点および終点からのフローをマッピングするためのオブジェクトノードです。
シグナル シグナルを送受信するオブジェクトノードです。
区分 呼び出しおよびアクティビティエッジの特殊なグループです。区分を使ってノードとエッジを分割することで、区分内にあるノードのビューだけを表示できます。通常、区分はビジネスモデルの組織単位に対応します。
依存区画
依存 一方の要素を変更するともう一方も変更されるというように、互いの定義に依存する 2 つの要素の関係。たとえば、あるクラスが操作パラメータまたはそのデータの一部として別のクラスを使用するとき、この 2 つのクラスは依存関係にあります。
実現 分類子間の意味上の関係です。一方の分類子は、他方の分類子によって実行が保証される契約を指定します。この関係は、インタフェースとそれを実現するクラスの間、およびユースケースとそれを実現するコラボレーションの間で使用します。
使用 正しく機能または実装するために、ある要素 (クライアント) が別の要素 (サプライヤ) の存在を必要とする依存関係です。
許可 サプライヤモデル要素からクライアントモデル要素へのアクセス権限を付与することを示す依存です。クライアントはサプライヤの構成要素の一部またはすべてにアクセスする必要があります。
抽象 ビューアの全体像に対するバウンダリです。ほかのすべての種類のエンティティからエンティティを区別するのに必要な特性です。
コメント区画
コメント 注釈のメモです。コメントを使用すると、図に要素またはリンクの情報を記録できます。この情報は、情報提供のためだけに使用され、生成されたコードには含まれません。各コメントにはテキストを無制限に記述できます。コメントに番号を付けることもできます。ステレオタイプを定義し、コメント付きの要素を入力することもできます。
コメントリンク コメント要素と関連要素との接続です。
関連項目
アクティビティ図について
図の要素

著作権と商標について