次の表で、シーケンス図に追加可能な要素について説明します。要素は、モデリングパレット区画でグループ化されます。
| Element | アイコン | 説明 |
|---|---|---|
| 基本区画 | ||
| 生存線 | ![]() |
相互作用の個々の関連要素です。部品特性と構造特性は 1 つ以上の多重度を持つ場合がありますが、生存線は 1 つの相互作用エンティティだけを表します。
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| アクター | ![]() |
システムでユーザーが行うロールです。 |
| 同期メッセージ | ![]() |
ターゲットプロセスが完了するまで、送信元に戻されないメッセージです。 |
| 非同期メッセージ | ![]() |
呼び出し元オブジェクトをブロックするメッセージです。この種類のメッセージでは、オブジェクトの新規作成、スレッドの新規作成、または既存のスレッドとの通信が実行できます。 |
| メッセージの作成 | ![]() |
生存線またはインスタンスの作成ができる要素です。これはコンストラクタ操作です。 |
| 再帰メッセージ | ![]() |
呼び出し元オブジェクトに送信されるメッセージです。 |
| 制御区画 | ||
| 生存線の削除 | ![]() |
オブジェクトの生存線の下部にあるオブジェクトの削除です。自分で削除するようにオブジェクトを設計したり、削除を引き起こすメッセージを使用することができます。 |
| 結合フラグメント | ![]() |
クラスやアクターの間のメッセージに UML 条件を指定できる結合フラグメントです。結合フラグメントは、UML 2.0 の新しい規約です。詳細については、「シーケンス図の要素の操作」を参照してください。 |
| コメント区画 | ||
| コメント | ![]() |
注釈のメモです。コメントを使用すると、図に要素またはリンクの情報を記録できます。この情報は、情報提供のためだけに使用され、生成されたコードには含まれません。各コメントにはテキストを無制限に記述できます。コメントに番号を付けることもできます。ステレオタイプを定義し、コメント付きの要素を入力することもできます。 |
| コメントリンク | ![]() |
コメント要素と関連要素との接続です。 |