次の表で、状態図に追加可能な要素について説明します。要素は、モデリングパレット区画でグループ化されます。
| Element | アイコン | 説明 |
|---|---|---|
| 基本区画 | ||
| 単純状態 | ![]() |
その間に、ある条件を満たしたり、あるアクティビティを実行したり、あるイベントを待機したりするオブジェクトライフサイクル中の条件または状況です。 |
| 状態遷移 | ![]() |
2 つの状態の関係です。 |
| 初期状態 | ![]() |
合成状態のデフォルト状態への単一の遷移に対する起点を示す特別な種類の状態です。 |
| 終了状態 | ![]() |
囲んでいる領域が完了したことを示す特殊な状態です。 |
| 中止された終了状態 | ![]() |
アクティビティ完了前に発生した出力遷移の結果です。 |
| 垂直結合/マージ | ![]() |
1 つのフローを複数の並行フローに分割する垂直コントロールノードです。 |
| 水平結合/マージ | ![]() |
1 つのフローを複数の並行フローに分割する水平コントロールノードです。 |
| 合成状態 | ![]() |
並行サブ状態または逐次サブ状態で構成される状態です。 |
| 選択擬似状態 | ![]() |
状態マシングラフ内の動的条件分岐を表す擬似状態です。 |
| 浅い履歴状態 | ![]() |
含まれる状態の最新アクティブサブ状態を表す擬似状態です。 |
| 深い履歴状態 | ![]() |
状態の最新アクティブ構成を表す擬似状態です。 |
| 入場点状態 | ![]() |
状態マシンで表される合成状態の入場点の擬似状態です。 |
| 結合点状態 | ![]() |
複数の遷移を結合するのに使用される擬似状態です。これらの頂点は、状態間の複合遷移を構成するのに使用されます。 |
| サブマシン状態 | ![]() |
合成状態と等しいが、その内容が別の状態マシンによって説明される状態マシンです。 |
| 依存区画 | ||
| 依存 | ![]() |
一方の要素を変更するともう一方も変更されるというように、互いの定義に依存する 2 つの要素の関係。たとえば、あるクラスが操作パラメータまたはそのデータの一部として別のクラスを使用するとき、この 2 つのクラスは依存関係にあります。 |
| 実現 | ![]() |
分類子間の意味的な関係で、一方の分類子が他方の分類子の実行を保証するコントラクトを指定します。この関係は、インタフェースとそれを実現するクラスの間、およびユースケースとそれを実現するコラボレーションの間で使用します。 |
| 使用 | ![]() |
正しく機能または実装するために、ある要素 (クライアント) が別の要素 (サプライヤ) の存在を必要とする依存関係です。 |
| 許可 | ![]() |
サプライヤモデル要素からクライアントモデル要素へのアクセス権限を付与することを示す依存です。クライアントはサプライヤの構成要素の一部またはすべてにアクセスする必要があります。 |
| 抽象 | ![]() |
ビューアの全体像に対するバウンダリです。ほかのすべての種類のエンティティからエンティティを区別するのに必要な特性です。 |
| コメント区画 | ||
| コメント | ![]() |
注釈のメモです。コメントを使用すると、図に要素またはリンクの情報を記録できます。この情報は、情報提供のためだけに使用され、生成されたコードには含まれません。各コメントにはテキストを無制限に記述できます。コメントに番号を付けることもできます。ステレオタイプを定義し、コメント付きの要素を入力することもできます。 |
| コメントリンク | ![]() |
コメント要素と関連要素との接続です。 |