パターンの適用

ユーザー定義パターンに関連したロールを作成すると、パターンを適用できるようになります。パターンを適用するには、プロパティや関係を適用するプロジェクト内の既存の要素の選択や、パターン中で指定されたプロパティおよび関係を持つ新規要素の作成が必要です。

パターンは「プロジェクト」ウィンドウまたは「UML デザインセンター」ウィンドウから適用できます。「プロジェクト」ウィンドウ内のパターンは、そのプロジェクトにだけ適用できます。UML デザインセンター内のパターンは任意のプロジェクトに適用できます。詳細は、UML デザインセンターを参照してください。

パターンを適用する手順は、次のとおりです。

  1. パターンを選択します。
    パターンは、「プロジェクト」ウィンドウ、「UML デザインセンター」ウィンドウ、またはパターンが存在する図から選択できます。
  2. 適用するパターンを右クリックし、「デザインパターンを適用」を選択します。
    「デザインパターンを適用」ウィザードの開始画面が開きます。
  3. 「次へ」をクリックします。
    パターンを含むプロジェクトとパターンそのものが選択された「パターン選択」区画が開きます。
  4. 「次へ」をクリックします。
    対象のプロジェクトを含む「ターゲットスコープ」区画が開きます。
  5. (省略可能) 「名前空間」リストからパッケージを選択します。
    プロジェクト内に要素が新たに作成される場合は、選択したパッケージ内に作成されます。
  6. 「次へ」をクリックします。
    「関連要素を選択」区画が開きます。この区画で、パターン内のロールが持つプロパティと関係が渡される要素を指定します。
  7. 要素を追加するには、次の操作を実行します。
    1. 「関連要素を選択」区画で、多重度を持つ関連要素を含む行を右クリックし、「作成」を選択します。
      次の関連要素用にグリッドに新規行が追加されます。
    2. 指定した数だけ関連要素を追加します。
    3. 「関連要素」行を選択し、各要素の名前を入力します。
  8. ロールに対する要素を新規作成するには、「関連要素」列内の行を選択して作成する要素の名前をそれぞれ入力します。パターンを既存の要素に適用するには、「関連要素」列にあるドロップダウンリストから要素を選択します。
  9. 関連要素を選択したら「次へ」をクリックします。
  10. パターンが適用された要素を含むクラス図を作成するには、次の操作を実行します。
    1. 「クラス図を作成」チェックボックスを選択します。
    2. クラス図の名前を指定して、「次へ」をクリックします。
  11. 概要区画で選択した内容を確認し、「完了」をクリックすると、パターンが適用されます。
    パターンが適用されると、要素に対するコードを作成するようメッセージが表示されることがあります。 関連要素に対するコードを生成する場合は、進捗バーが表示されます。この場合、コードの生成が完了したら、「終了」をクリックします。
    クラス図を作成する場合は、図エディタに図が表示されます。
  12. 図とプロジェクトを保存します。
著作権と商標について