IDE では、あらかじめ用意された多重度値およびユーザー定義の多重度値の両方を、関連の終端に割り当てることができます。関連の多重度値は、関連を結ぶことのできるオブジェクトの数を示します。関連に多重度値を割り当てると、割り当てた多重度値が「プロパティ」ウィンドウの「多重度」プロパティと、関連のクラス図に表示されます。図エディタでは、関連の多重度値の表示と非表示を切り替えることができます。
次の項目では、関連の多重度の操作についての詳細情報を提供しています。
次の表で、関連の終端に指定できる値について説明します。
| 多重度値 | 説明 |
|---|---|
| 0..1 | 関連付けられるオブジェクトの数が 0 または 1 であることを表します。 |
| 0..* | 関連付けられるオブジェクトの数が 0 から無制限であることを表します。 |
| * | 関連付けられるオブジェクトの数が無制限であることを表します。 |
| 1 | 関連付けられるオブジェクトの数が 1 つに限られることを表します。 |
| 1..* | 関連付けられるオブジェクトの数が 1 から無制限であることを表します。 |