レイアウトプロパティシートの「直交」タブでは、直交型レイアウトを使用する図にいくつかのオプションを指定できます。
初期化オプション。直交レイアウトの間隔には、エッジ間隔とノード間隔の 2 種類の設定があります。
ほかのレイアウトスタイルの間隔に関するオプションと異なり、一定間隔とプロポーショナル間隔を組み合わせることはありません。ここでは一定値だけを設定します。
エッジ間隔。 水平および垂直のエッジ間隔を設定すると、隣接する 2 つの並列エッジ間の最小距離が決定します。この間隔を大きくすると、より「オープンな」図が作成されます。間隔を狭くすると、より密集した図が作成されます。ノードを現在のサイズで固定するように設定していない場合は、複数のエッジが接続されたノードのサイズにもエッジ間隔が反映されます。
次の表で、これらのオプションの詳細について説明します。
| 区画 | オプション | 説明 |
|---|---|---|
| 水平間隔 | ノード間の間隔 | 要素間の距離です。 |
| エッジ間の間隔 | 並行なリンク間の距離です。 | |
| 垂直間隔 | ノード間の間隔 | 要素間の距離です。 |
| エッジ間の間隔 | 並行なリンク間の距離です。 | |
| レイアウト品質 | 低 | 図で、使用していない余白を取り除く処理の精度です。「低」、「デフォルト」、および「高」をそれぞれ指定した場合の主な違いは、図で圧縮アルゴリズムが実行される回数です。このアルゴリズムの実行回数が多いほど余白が効率的に使用されますが、多くのリソースを必要とします。 |
| デフォルト | ||
| 高 | ||
| 縦横比 | 自動 | 図のシンボルの幅と長さの比率を自動的に維持するか、カスタマイズを許可するかを指定します。直交レイアウトの縦横比を指定できます。ただし、このアルゴリズムは、指定されている制約と矛盾する場合に、指定した縦横比を抑制します。 |
| カスタム | ||
| 無効 | ||
| ノード サイズを固定 | レイアウトメカニズムではノードを小さくしません。ただし、ノードの同じ端に複数のエッジが接続され、指定したエッジ間隔を維持する必要がある場合は、ノードのサイズを大きくします。 | |