DOORS ツールサポートの統合

IDE では、Telelogic の DOORS 要求定義ツール （バージョン 7.0 と 6.0) のサポートの統合が可能です。このサポートによって、DOORS ツールから UML モデリング要素へ要求定義をトレーサビリティに応じてドラッグできます。DOORS 要求定義リストが UML デザインセンターの要求定義セクションに表示されます。このツールは、Windows プラットフォームでのみ使用可能です。

DOORS ツールサポートを統合する手順は、次のとおりです。

1. Windows プラットフォームで、 configDoors.vbs スクリプトファイルを探します。
   NetBeans のインストーラを使用して UML をインストールした場合、スクリプトは <NetBeans_IDE_Install_Dir>\uml4\modules\DoorsIntegrationFiles\configDoors.vbs にあります。
   NetBeans のインストーラを使用せずに UML モデリングパックをインストールした場合、スクリプトファイルは <NetBeans_IDE_User_Dir>\modules\DoorsIntegrationFiles\configDoors.vbs にあります。
   たとえば C:\Documents and Settings\Administrator\.netbeans\dev\modules\DoorsIntegrationFiles\configDoors.vbs です。
   
2. コマンド行ウィンドウを開き、 configDoors.vbs スクリプトファイルがあるディレクトリに移動します。
3. 次のように入力して、 configDoors.vbs スクリプトを実行します。

   C:\windows\system32\cscript.exe configDoors.vbs 

   スクリプトが正常に実行されると、次の手順が完了します。
   
   • Telelogic DOORS の lib ディレクトリに、DOORS 統合ファイルをコピーします。
   • DOORS ツール用にシステムレジストリのキーおよび値を作成します。
   • システムの PATH 環境変数に、DOORS 統合の .dll ファイルへのパスを追加します。