JAR ファイルの構築

JAR ファイルの構築

では、「構築」コマンドを実行するたびに、IDE はプロジェクトのソースから JAR ファイルを構築します。JAR ファイルは、プロジェクトフォルダの dist ディレクトリに生成されます。

主クラスを指定しているの場合、IDE は、プロジェクトの構築時にプロジェクトのクラスパス上の JAR ファイルを dist/lib フォルダに自動的にコピーします。また、IDE は個々の JAR ファイルをアプリケーション JAR の manifest.mf ファイル内の Class-Path 要素にも追加します。これによって、簡単に IDE の外部でアプリケーションを実行できます。詳細は、 IDE の外部に配備する JAR ファイルの準備を参照してください。

JAR ファイル名と場所を変更する

「ファイル」ウィンドウでプロジェクトフォルダ内の nbproject フォルダに移動し、project.properties 開きます。
dist.jar プロパティーに JAR ファイルのフルパスを入力します。

JAR ファイルに追加するファイルを指定する

「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトのノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
ダイアログの左区画で、「パッケージング」ノードを選択します。
右区画で、フィルタと圧縮の設定を行います。

JAR ファイルのマニフェストファイルを指定する

project.properties 内の manifest.file プロパティーにマニフェストファイルの名前を入力します。このファイル名は、プロジェクトの build.xml ファイルを基準にした相対パスで指定する必要があります。

Java アプリケーションテンプレートを使用している場合は、IDE によってマニフェストファイルが自動的に作成されます。

プロジェクトの JAR ファイルの生成を無効にする

「ファイル」ウィンドウでプロジェクトフォルダを開き、 build.xml を開きます。
jar ターゲットを上書きし、コンテンツなし、依存関係なしに設定します。たとえば build.xml に次の行を追加します。
```
<target name="jar" />
```

では、JAR ファイルの作成は Ant スクリプトで制御されます。

関連項目: 構築関連の手順早見表; プロジェクトの構築; ファイルの個別コンパイル; クラスパスの管理; 主クラスと実行時引数の設定; Ant 構築スクリプトのカスタマイズ; IDE の外部に配備する JAR ファイルの準備

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